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402号室の鏡像

あるいはその裏側

文章力と文才と構成力について

 「小説家に必要なものって何」って聞かれたら、普通は文才とか語彙力とか答えるでしょうけど、僕は間違いなくプロットの構成力だと思います。
 文才っていう定義は酷く曖昧なので一応天性のものとして、少なくとも語彙力は幼少からの読書癖により養われます。ライトノベルを100冊読むだけでも付くと思いますし、特に大した本を読んでないけど一応趣味は読書の僕が、ベネッセが設立した「語彙・読解力検定」の二級に合格出来る位なので、語彙力は別に関係ないと思います。よくよく考えると、著者の語彙力は執筆の苦楽には関係してきますけど、結局世に出た時には、読者の語彙力に依存する形になるので、いくら著者が頭でっかちでも受けてが理解してくれないから意味が薄くなってくるんですよね。なので結論はプロット、と。実質四年くらい小説を書き続けていますけど、プロットを書き起こすのは本当に難しい。結果的に適当に書いて後は筆の赴くままに徒然と書いていますがね。ぶっちゃけそれがダメなんですけど。

 その点凄い……というか見習いたいのが映画監督のクリストファー・ノーランと脚本家のジョナサン・ノーランで、映画『メメント』とか『プレステージ』『フォロウイング』は本当に凄い。

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別に大した話じゃないんですよ映画内のストーリーは。それを脚本と撮り方で大きく化けさせているんですね。物語をこうもイジって昇華させるんだなって思わされます。勿論新約バットマンシリーズも面白いですけど。後はジョナサンが脚本してる『パーソン・オブ・インタレスト』もなかなか。 推理小説作家とかの傾向を見ていると、結果的に面白い作品は理系的脳味噌の方が書きやすいんじゃないかと思いますね。完全に私見ですが。最後にグイっと伏線を回収するような快感は文系脳じゃ作りにくいのかな……とか思います。